不動産に関する契約だけではないのですが、契約書には契約を締結する前に必ず目を通し、内容を把握しましょう。

内容の分らないところは人に聞いたり、相手方に聞いたりして理解しておくことが大切です。契約した後にそんなつもりではなかったと言っても通用しません。

不動産売買契約や工事請負契約の場合には、金額も大きいですし個々に条件を確認する必要もあると思いますので、不動産に明るい人に一度みて貰うことも必要かもしれません。

ここでは不動産賃貸借契約について確認すべき事項を挙げさせていただきます。

賃料(坪単価が近隣相場と比べて高くないか)
共益費等の付随費用(毎月々の支払額はいくらになるのか)
保証金・敷金・礼金(近隣相場と比べて高くないか)
保証金の償却(契約終了時にいくら戻ってくるのか)
内装工事の負担(内装工事をした場合、家主が一部負担してくれるのか)
修繕費の負担(自分が負担しなければならない修繕とは何か)
契約期間・更新料(契約期間が何年で更新する場合の費用はいくらか)
退去時の返却方法(原状回復工事をしなければならないのか)

最低でも上記の事項は確認しておいた方が良いでしょう。

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十文字 良二
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